国際協調主義は日本の長期的利益に適う
2017-10-28


日本の最大の貿易相手国ですし、お得意さんとしても、第一にアメリカとの関係を大事にするのは、現実の外交戦略として当然だと思います。

その上で、多角的・多面的な国際関係の構築に意を用いるべきであるというのが、前回の結論でした。幾つもの多角的・多面的な国家連合ないし国際協調の輪の重なる中心に、日本があるというイメージです。

以上を踏まえて、次回、国際協調主義と国家利益、及び国家連合について、持論を述べます。

結論
1、筆者は相対主義としての民主主義の絶対の信奉者である。
2、現実の外交戦略として、日米関係を基本にするのは当然であるが、多面的な国際関係の構築と理念が必要である。

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プロフィール


職業:大学教員
専門分野:国際関係法・抵触法
専攻:国際取引法及び国際経済法
  簡単に言うと、貿易を行う企業が他国の企業と訴訟を行う場合の法律問題です。また、WTOや経済連携協定の内容、EUのような国家連合、アメリカ合衆国の通商法について興味を持っており、大学で講義をしています。
1959年生まれ

ちなみに、ゲイではありあせん。

同じ筆者のホームページ

「寡黙な国際関係法」(大学の授業用HP)
http://www.geocities.jp/gnmdp323/

「裁判のレトリックと真相」
筆者が原告となった裁判を通じて、裁判制度の問題を扱っています。
http://www.asahi-net.or.jp/~aj9s-fw/index.html


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